笑いは百薬の長
読み方
わらい は ひゃくやく の ちょう
意味
笑うことは心身を明るくし、健康の維持や回復にもよい影響を与えるため、多くの薬にも勝るほど価値がある、という意味。笑いの効用を強調したたとえであり、実際に薬の代わりになるという意味ではない。
由来
「酒は百薬の長」をもじって生まれた表現とされる。「酒は百薬の長」は、中国・前漢代(紀元前206年~紀元後8年)の思想を記した『漢書』に見える句に由来する。これに対し、「笑いは百薬の長」という言い方そのものの成立時期や最初の提唱者は明確ではないが、日本で近代以降に広く用いられるようになったと考えられる。
分類・由来
備考
「酒は百薬の長」を踏まえた表現。健康法を語る場面のほか、落ち込んでいる人を励ます際にも用いる。医学的な治療や服薬が不要になるという意味ではない。
例文
- 祖母は「笑いは百薬の長」と言って、毎朝好きな落語を聞いている。
- 療養中の父も、家族との会話でよく笑うようになってから表情が明るくなった。まさに笑いは百薬の長だ。
- 職場が忙しいときほど、皆で笑える時間をつくりたい。笑いは百薬の長というからだ。
類義語
- 笑う門には福来たる
- 一笑一若、一怒一老