竹は割れても木には付かぬ
読み方:たけは われても きには つかぬ
意味
竹は割ることができても、性質の異なる木と接いで一体にすることはできない、という意から、性質・考え方・家柄などが根本的に異なる者同士は、無理に一つになろうとしても調和しにくいことのたとえ。人間関係や縁組、組織の結び付きなどについていう。
由来
正確な成立年や初出は未詳である。竹を割っても別種の木に接いで一体化させることはできない、という自然物の性質をたとえにした日本のことわざとされる。遅くとも江戸時代に成立・流布したとみられ、尾張いろはかるたでは「た」の札として採られている。
備考
「木に竹を接ぐ」「水と油」と近く、異質な者同士の不調和を表す。相手の性質は変わらないと決め付けるような、断定的な用法には注意が必要である。
別表記
- 竹は割れても木にはつかぬ
- 竹は割れても木に付かぬ
例文
- 両社は仕事の進め方も社風も正反対で、無理に統合しても、竹は割れても木には付かぬという結果になりかねない。
- 二人はどちらが悪いわけでもないが、価値観があまりに違う。竹は割れても木には付かぬで、共同経営は難しいだろう。
- 家同士が望む縁談でも、本人たちの考え方が合わなければ、竹は割れても木には付かぬということになってしまう。
分類
類義語
- 木に竹を接ぐ
- 水と油
- 反りが合わない
- 合わぬ蓋に鍋