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神は見通し

読み方:かみ は みとおし

意味

人がどれほど秘密にしたり、ごまかしたりしても、神はすべてを見抜いているということ。特に、悪事や不正はいつか明らかになり、隠し通すことはできないという戒めとしていう。

由来

神仏が人間の行いを見守り、善悪を知っているという民間信仰を背景とすることわざである。特定の古典作品に由来するものではなく、成立した正確な時期は不明。江戸時代に成立・流布した上方いろはかるたでは、「か」の札として知られる。

備考

宗教上の特定の神だけを指すというより、善悪を見逃さない超越的な存在をいう。日常では、悪事や不正を戒める場面で用いる。

別表記

  • 神は見通し、仏は知ろし召す
  • 神は見通し仏は知ろしめす

誤用・混同注意

  • 「神が将来の見通しを立てている」という意味ではない。人の隠れた行為、特に悪事も神には隠せないという戒めである。

例文

  • 帳簿の数字を少し変えても、神は見通しというから、不正はやめなさい。
  • 誰も見ていないからといってごみを捨ててはいけない。神は見通しだよ。
  • 秘密にしていた不正が発覚した。まさに神は見通しというべき出来事だ。

分類

類義語

対比・対照ことわざ

このことわざに使われている漢字