破鏡再び照らさず
読み方
はきょう ふたたび てらさず意味
割れた鏡が再び物を照らすことはない、という意味から、一度離別した夫婦や、いったん壊れた男女・人間関係は、元どおりには戻りにくいというたとえ。特に離婚した夫婦の復縁が難しいことをいう。由来
中国の古い成句「破鏡不復照」「破鏡不重照」に由来するとされる。割れた鏡は再び姿を映せないことを、離別した夫婦の関係にたとえたもの。正確な初出年は未詳だが、漢詩文・故事の伝統の中で古くから用いられ、日本にも漢籍を通じて伝わった。備考
やや文語的で硬い表現。恋愛・夫婦関係に用いることが多いが、信頼関係や組織間の関係にも比喩的に使える。例文
- 二人は何度も話し合ったが、破鏡再び照らさずで、結局復縁はしなかった。
- 昔の恋人から連絡が来たが、彼女は破鏡再び照らさずと思い、会うのを断った。
- 一度裏切られた信頼は簡単には戻らない。まさに破鏡再び照らさずだ。
- 離婚後に同居を始めても、破鏡再び照らさずで、以前のような夫婦には戻れなかった。
- 会社同士の提携も、感情的な対立で決裂してしまえば、破鏡再び照らさずとなることがある。
類義語
- 覆水盆に返らず
- 落花枝に返らず
- 一度壊れた仲は元に戻らない
対義語
- 破鏡重円
- 元の鞘に収まる
- 焼け木杭に火が付く