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砂長じて巌となる

読み方:すな ちょうじて いわお となる

意味

小さな砂粒も長い年月を経て積み重なり固まれば大きな岩になる、ということから、わずかな努力や小さな行いでも根気よく続ければ、やがて大きな成果や大事業につながるというたとえ。時間をかけた積み重ねの大切さをいう。

由来

砂が長い年月のうちに堆積・固結して岩となるという見立てから生まれた日本のことわざ。正確な初出や成立年は未詳だが、尾張いろはかるたの「す」の札として採られ、江戸時代に尾張地方で伝承・定着したとされる。特定の中国古典などを直接の典拠とする説は明確ではない。

備考

尾張いろはかるたの「す」の札として知られる。現代の日常会話ではやや古風で、同趣旨では「塵も積もれば山となる」のほうが一般的である。

別表記

  • 砂長じて岩となる

誤用・混同注意

  • 「砂上の楼閣」と混同し、「基盤が弱く不安定である」という意味に解するのは誤り。小さなものを長く積み重ねて大きな成果に至ることをいう。

例文

  • 毎日少しずつでも専門書を読み続ければよい。砂長じて巌となるというように、積み重ねは必ず力になる。
  • 創業時は小さな店だったが、品質を守り続けた結果、砂長じて巌となるごとく地域を代表する企業に成長した。
  • 語学は一日で身につくものではない。砂長じて巌となると思って、短時間でも毎日学習しよう。

分類

類義語

対比・対照ことわざ

このことわざに使われている漢字