相手見てからの喧嘩
読み方
あいて みてからの けんか
意味
喧嘩や争いを始める前に、相手の力・立場・性格などをよく見極めるべきだということ。転じて、自分が不利な相手とは争わず、勝てそうな相手を選ぶという、打算的で卑怯にも聞こえる態度をいう場合もある。
由来
「相手の力量を見極めずに争えば不利になる」という経験則を表した、日本の口承的なことわざとされる。特定の作者や古典にさかのぼる確かな初出は確認されておらず、成立した時期・年は不明である。
分類・由来
備考
「相手を見てからの喧嘩」ともいう。慎重さを勧める文脈のほか、弱い相手だけを選ぶ卑怯さや日和見を批判する皮肉としても使われる。実際の暴力を勧める表現ではない。
例文
- 取引先と強く交渉する前に、先方の事情やこちらの代替案を調べよう。相手見てからの喧嘩というわけだ。
- 彼は権限のある上司には逆らわず、反論しにくい後輩だけを責める。相手見てからの喧嘩だと批判された。
- 訴訟を検討するなら、費用や相手側の証拠を確認するべきだ。相手見てからの喧嘩という慎重さも必要である。
類義語
- 相手を見てからの喧嘩
- 勝てぬ喧嘩はするな
- 敵を知り己を知れば百戦殆うからず