相手変われど主変わらず
読み方
あいて かわれど ぬし かわらず
意味
交渉・商売・勝負などで向き合う相手や窓口が替わっても、こちら側の主体である主や、その立場・本質は変わらないということ。表面上の相手の交替に惑わされず、背後にいる実質的な当事者や主導者を見極めるべきだ、という含みでも用いる。
由来
古くからことわざとして伝わる表現ですが、成立した時代や最初に記された文献、特定の作者は明確ではありません。「変われど」は「変わっても」という意味の文語的な言い方です。「相手」と「主」を対比させ、相手が交替しても中心となる者・事柄は同じであることを表した日本語のことわざです。
分類・由来
備考
現代では、人・会社・交渉窓口などが替わっても、実質的な主体や本質は同じだという比喩として使う。「変われど」は文語的で、やや改まった響きがある。主は通常「ぬし」と読む。
例文
- 交渉の担当者は何度も替わったが、最終的な決定をする会社は同じだ。まさに相手変われど主変わらずである。
- 取引先が別の代理店に変わっても、実質的な発注元は同じなので、相手変われど主変わらずと言える。
- 窓口の人は変わっても、こちらが守るべき方針は変えない。相手変われど主変わらず、という姿勢で対応しよう。
類義語
- 本質は変わらない
- 看板が変わっても中身は同じ
- 名前が変わっても実態は同じ
対義語
- 臨機応変
- 人変われば品変わる
- 相手に応じて方針を変える