相場は明日を知らず
読み方:そうば は あす を しらず
意味
相場の将来の動き、特に翌日の値動きは、どれほど経験や情報があっても正確には予測できないという意味。相場には不測の出来事や投資家心理が影響するため、先行きを断定した取引は危険であるという戒めでもある。
由来
株式・商品などの取引の世界で用いられてきた相場格言である。特定の著者や古典文献を典拠とする言葉ではなく、成立した正確な時期も不明。近代以降の相場師・投資家の経験則として広まったと考えられる。
備考
主に株式、為替、商品先物などの値動きについていう相場格言。予測が全く無意味という意味ではなく、将来を確実視せず、リスク管理をすべきだという戒めとして用いる。
別表記
- 相場は明日を知れず
誤用・混同注意
- 「翌日の相場について考えたり予想したりしてはいけない」という意味ではない。将来の値動きを確実に知ることはできない、という意味である。
- 「相場は明日を知らない」と言い換えることはあるが、格言としての定型は「相場は明日を知らず」である。
例文
- 有望な材料が出ても、相場は明日を知らずというから、全資金を一銘柄に注ぎ込むのは避けよう。
- 昨日まで上昇していた株価が急落した。まさに相場は明日を知らずだ。
- 専門家の予想を参考にしつつも、相場は明日を知らずという言葉を忘れず、損失に備えた。