目の上の瘤
読み方:め の うえ の こぶ
意味
自分にとって邪魔で、目障り・厄介に感じられる人や物事をいう。とくに、自分より地位・権力・影響力が上で、行動を妨げたり圧迫感を与えたりする相手を指すことが多い。
由来
目の上に瘤ができると、視界に入りやすく、痛みや違和感もあって非常にうっとうしいことを、人間関係上の比喩にした表現である。正確な初出は明確でないが、江戸時代後期(18世紀末〜19世紀初頭)に流行した江戸いろはかるたの「め」の札に「目の上のこぶ」として採られ、広く定着したとされる。
備考
人・組織・競争相手など、自分にとって邪魔で圧迫感のある存在に用いる。相手を侮ったり敵視したりする響きがあるため、本人に直接向けて使うのは避けるのが無難。
別表記
- 目の上のこぶ
- 目の上のたんこぶ
補足
- 単に「目上の人」一般を指す語ではない。自分にとって目障り・邪魔で、しばしば力関係の上で圧迫感を与える相手や存在をいう。
例文
- 派閥内で影響力を持つ先輩は、彼にとって目の上の瘤だった。
- 急速に勢力を伸ばす対立候補は、現職議員にとって目の上の瘤となった。
- 社長は反対意見を述べる監査役を目の上の瘤とみなしていたが、その指摘は会社に必要なものだった。
分類
類義語
- 目の上のたんこぶ
- 目障りな存在
- 邪魔者
- 目の敵