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白髪三千丈

読み方

はくはつ さんぜんじょう

意味

心配や悲しみ、苦労が非常に深く、そのために白髪が三千丈も伸びたかのようだ、というたとえ。現実にはありえない長さを用いた誇張表現で、深い愁いや嘆きの大きさを強く表す。

由来

中国・唐代の詩人、李白の連作詩「秋浦歌」其十五の冒頭「白髪三千丈、縁愁似箇長」に由来する。8世紀ごろの作品とされ、「愁いのために白髪が三千丈もの長さになった」という大胆な誇張が日本にも故事成語・ことわざ的表現として伝わった。

備考

古風で文学的な表現。日常会話より文章・評論・比喩的表現で使われることが多い。「三千丈」は実数でなく、非常に長いことを表す誇張。

例文

  • 長年の介護と仕事の両立で、彼女の苦労はまさに白髪三千丈というほどだった。
  • 試験の結果を待つ一週間は不安で眠れず、白髪三千丈の思いをした。
  • 会社の倒産危機を乗り越えるまで、社長は白髪三千丈の心労を抱えていたに違いない。
  • 息子が行方不明になったと聞いた母の嘆きは、白髪三千丈と形容するほかなかった。
  • 彼は少し失敗しただけで白髪三千丈のように大げさに嘆く癖がある。

類義語

  • 愁いに沈む
  • 憂き目を見る
  • 身も世もない
  • 誇張表現
  • 針小棒大

対義語

  • 楽天知命
  • 笑う門には福来る
  • 苦労知らず

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