産むは易く育てるは難し
読み方
うむ は やすく そだてる は かたし意味
子どもを産むことより、その後長い年月をかけて育てることのほうがずっと難しく、責任も重いという意味。転じて、物事は始めたり作ったりするよりも、それを維持し、育成し、良い状態に保ち続けることのほうが難しいというたとえ。由来
特定の初出や作者は不詳。出産より養育に長い労苦が伴うという生活実感から生まれた言い回しで、古くから口承的に用いられてきたと考えられる。近世から近代にかけて一般に定着したとみられるが、正確な年代は不明。備考
育児だけでなく、事業・企画・組織・制度などにも広く使う。やや古風な言い回しで、口語では「作るより育てるほうが大変」と言い換えることも多い。例文
- 会社を設立するのは一日でできても、社員を育て利益を出し続けるのは大変だ。まさに産むは易く育てるは難しだ。
- 新しいアプリを公開したが、利用者を増やし不具合を直し続ける段階で、産むは易く育てるは難しを実感した。
- 子どもが生まれて喜んでばかりいたが、夜泣きや教育の悩みに向き合ううちに、産むは易く育てるは難しだと思った。
- 地域のイベントを始めるのは勢いでできるが、毎年続けていくのは苦労が多い。産むは易く育てるは難しというものだ。
- ブランドを立ち上げることより、信頼を守り商品を改良し続けることのほうが難しい。産むは易く育てるは難しである。
類義語
- 生むは易く育てるは難し
- 産むは易し育てるは難し
- 生むは易く養うは難し
- 創業は易く守成は難し
- 始めるは易く続けるは難し