獅子に牡丹
読み方
しし に ぼたん意味
勇ましい獅子と華麗な牡丹のように、二つのものがよく調和し、互いの魅力を引き立て合う取り合わせのよさをいうたとえ。人や物の組み合わせが非常に似合っている場合に使う。由来
獅子は「百獣の王」、牡丹は「百花の王」とされ、中国由来の吉祥文様「唐獅子牡丹」や日本の屏風・襖絵・彫物などの意匠から生まれた表現とされる。ことわざとしての成立年は不詳だが、近世、特に江戸時代にはこの図柄が広く親しまれ、取り合わせのよいもののたとえとして用いられるようになった。備考
「牡丹に唐獅子」ともいう。日常会話ではやや古風で、主に美術・装飾・衣装・人物の取り合わせを褒める文脈で使われる。例文
- 黒い着物に真紅の帯とは、まさに獅子に牡丹の取り合わせだ。
- 豪快な彼の演奏と華やかな彼女の歌声は、獅子に牡丹で観客を魅了した。
- 重厚な木造建築に満開の桜もよいが、この寺には牡丹が似合う。獅子に牡丹とはこのことだ。
- 力強いロゴに繊細な装飾を合わせたデザインは、獅子に牡丹で印象に残る。
- 二人は性格こそ違うが、舞台に立つと獅子に牡丹のように互いを引き立て合う。
類義語
- 牡丹に唐獅子
- 取り合わせがよい
- 似合いの組み合わせ
- 鬼に金棒
対義語
- 水と油
- 犬猿の仲
- 氷炭相容れず