猫に九生あり
読み方
ねこ に きゅうしょう あり意味
猫は命が九つあるかのように、危険な目に遭ってもなかなか死なない、生命力が強いという意味。転じて、人が何度も危機を切り抜けたり、しぶとく生き残ったりすることのたとえにも用いられる。由来
英語のことわざ “A cat has nine lives.” に由来する表現とされる。西洋では猫の身軽さや高所から落ちても助かることが多い性質から生まれた俗信で、英語圏では少なくとも16世紀ごろには用例が見られる。日本へは近代以降、英語由来のことわざとして紹介・定着したと考えられるが、正確な伝来年は不明。備考
英語由来の表現で、日本古来のことわざではない。実際に猫の命が九つあるという意味ではなく、生命力や危機回避の比喩として使う。例文
- 三階から落ちた猫が無事だったと聞いて、まさに猫に九生ありだと思った。
- 彼は何度も会社の危機を乗り越えてきた。猫に九生ありとはこのことだ。
- 事故の状況を見れば助かったのが不思議で、猫に九生ありという言葉を思い出した。
- あの野良猫はけがをしてもすぐ元気になるので、近所では猫に九生ありと言われている。
- 失敗続きでも最後には必ず立ち直る彼女を見て、友人は猫に九生ありだねと笑った。
類義語
- 猫は九つの命を持つ
- 猫に九つの命あり
- 猫はしぶとい
- 不死身のよう
対義語
- 一寸先は闇
- 露命をつなぐ
- 命は風前の灯