狐を馬に乗せたよう
読み方
きつね を うま に のせた よう意味
狐を馬の背に乗せたときのように、ひどく落ち着きがなく、そわそわして不安定に見えるさまをいう。慣れない場所や状況で、腰が据わらず、どう振る舞ってよいか分からない様子のたとえ。由来
由来・成立年代は未詳。狐は警戒心が強く、人に慣れにくい動物とされ、その狐を馬に乗せれば身の置き所がなく不安げに動くと想像されることから、落ち着かない様子の比喩になったと考えられる。少なくとも近世以降の俗語的なたとえとして用いられたとみられるが、正確な初出年は不明。備考
現代ではやや古風で、日常会話ではあまり多用されない。意味を知らない人もいるため、文章や比喩表現として使うときは文脈で補うとよい。例文
- 初めての記者会見で、彼は狐を馬に乗せたようにそわそわしていた。
- 面接の順番を待つ学生たちは、狐を馬に乗せたような顔つきで廊下に並んでいた。
- 慣れない高級店に連れてこられ、私は狐を馬に乗せたように落ち着かなかった。
- 発表の直前になると、普段は堂々としている部長まで狐を馬に乗せたようになる。
- 祖父は都会の雑踏が苦手で、駅に着くなり狐を馬に乗せたようにきょろきょろしていた。
類義語
- そわそわする
- 腰が落ち着かない
- 浮き足立つ
- 尻が落ち着かない
- 居ても立ってもいられない
対義語
- 泰然自若
- 腰が据わる
- 落ち着き払う
- 悠然としている