犬の蚤の背比べ
読み方:いぬ の のみ の せいくらべ
意味
能力・地位・程度などが低い者、または小さい者同士を比べても、差がほとんどなく優劣をつけにくいことのたとえ。犬に寄生する蚤はどれも非常に小さいため、背丈を比べても大差がないという意味からいう。
由来
犬に付く蚤は非常に小さく、一匹ごとの大きさを比べても差が分かりにくいことを「背比べ」にたとえた、日本の民間的な言い回しです。成立した年代や最初の出典を特定できる確かな記録は知られていませんが、近世以降に用いられてきたと考えられます。
備考
「どんぐりの背比べ」とほぼ同義ですが、相手や比較対象を低く評価する響きがあります。人に直接向けると失礼になり得るため、使用場面には注意が必要です。
例文
- 候補者は皆経験が浅く、今の段階では犬の蚤の背比べで、誰が最適か決めにくい。
- この二つの商品は性能がほとんど同じで、犬の蚤の背比べだ。
- 成績の低い者同士で争っていては、犬の蚤の背比べと言われても仕方がない。
分類
類義語
対義語
- 雲泥の差
- 月とすっぽん
- 天と地ほどの差