物は考えよう
読み方
もの は かんがえよう意味
同じ出来事や状況でも、考え方や受け止め方を変えれば、よくも悪くも見えるということ。困難や不利に思えることでも、見方を変えることで前向きにとらえられる、という意味で使われる。由来
「物」は物事・事柄、「考えよう」は考え方・思案の仕方を表す。特定の故事や人物に由来するものではなく、物事の評価は受け止め方次第で変わるという日常的な知恵から生まれた表現。成立時期は不明だが、近世から近代にかけて広く定着した言い回しと考えられる。備考
励ましや慰めとして使われることが多いが、相手の苦労を軽く扱う響きになる場合もあるため、深刻な場面では配慮が必要。例文
- 転勤は大変だが、物は考えようで、新しい経験を積むよい機会になる。
- 試験に落ちたのは悔しいけれど、物は考えようで、弱点がはっきりしたとも言える。
- 小さな店だから不利だと思っていたが、物は考えようで、客一人一人に丁寧に対応できる。
- 雨で旅行の予定が変わったが、物は考えようで、ゆっくり温泉を楽しむ時間ができた。
- 古い家でも、物は考えようで、味わいがあって落ち着く住まいだと言える。
類義語
- 気の持ちよう
- 心の持ちよう
- 考え方次第
- 物は見よう
- 発想の転換