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源遠ければ流れ長し

読み方:みなもと とおければ ながれ ながし

意味

物事の源流・起こりが古く確かであれば、その影響や繁栄、伝統は後々まで長く続くというたとえ。特に、由緒ある家系、長い歴史を持つ学問・文化・事業などが、末永く栄えることについていう。

由来

中国・唐代(8~9世紀)の詩人・白居易の「海州刺史裴君夫人李氏墓誌銘」にある「源遠者流長、根深者枝茂(源遠き者は流れ長く、根深き者は枝茂る)」に基づく。水源が遠ければ川の流れも長いことを、家系や伝統などの永続にたとえた語で、日本では「源遠ければ流れ長し」として定着した。

備考

単に川の長さを述べる語ではなく、由緒・伝統・基盤が深く古いものが長く続くことの比喩。多くは家系、文化、学問、組織の歴史や継続性をほめる文脈で用いる。

別表記

  • 源遠くして流れ長し
  • 源遠く流れ長し

補足

  • 川の水源から河口までの距離だけを表す地理的な表現と理解するのは不十分で、通常は由緒ある家系・文化・事業などが長く続くことのたとえとして用いる。

例文

  • この地方の祭りは源遠ければ流れ長しで、数百年を経た今も地域の人々に大切に受け継がれている。
  • 創業者の理念を守りながら事業を続ける姿は、まさに源遠ければ流れ長しというべきだ。
  • 古典研究の厚い蓄積があるこの学派は、源遠ければ流れ長しの言葉どおり、後進の研究者を多く育てている。

分類

類義語

対比・対照ことわざ

このことわざに使われている漢字