清水の舞台から飛び下りる
読み方:きよみずの ぶたいから とびおりる
意味
大きな危険や不安を伴うことを承知のうえで、成功するか失敗するかを覚悟して、思い切った決断や行動をすること。特に、ためらっていた重大な選択を断行する際にいう。
由来
京都・清水寺の本堂にある高い舞台に由来する。江戸時代(17~19世紀)には、願いがかなうことを祈って舞台から飛び降りる人が実際にいたとされ、その命懸けの行為になぞらえて、重大な決断を思い切って実行する意味になった。飛び降りは明治5年(1872年)に禁止された。
備考
実際の危険な行為を勧める表現ではなく、比喩として用いる。「清水」は京都の清水寺を指す。日常会話では「清水の舞台から飛び降りる」と書くことも多い。
別表記
- 清水の舞台から飛び降りる
- 清水の舞台より飛び下りる
- 清水の舞台より飛び降りる
誤用・混同注意
- 実際に清水寺の舞台から飛び降りることを勧める意味ではない。大きな覚悟を伴う決断の比喩である。
- 単に勢いで無謀な行動をする意味ではなく、成功・失敗を覚悟したうえで思い切って決断することをいう。
例文
- 安定した会社を辞めて独立するのは不安だが、清水の舞台から飛び下りるつもりで挑戦する。
- 新規事業への大規模な投資は、会社にとって清水の舞台から飛び下りるような決断だった。
- 何年も迷った末、彼女は清水の舞台から飛び下りる気持ちで海外留学を決めた。
分類
類義語
- 一か八か
- 背水の陣
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず
- 思い切って決断する
対義語
- 石橋を叩いて渡る
- 慎重を期す