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洒落も時による

読み方:しゃれも ときに よる

意味

冗談や気の利いた言葉、しゃれた振る舞いも、言う時や場所、相手の状況を選ばなければならないということ。場にそぐわない冗談は、人を不快にしたり、かえって失礼になったりすることを戒める。

由来

正確な初出や成立年は未詳である。尾張地方に伝わる「尾張いろはかるた」の「さ」の札として知られることわざで、近世(江戸時代)以降に、冗談にも場面に応じた節度が必要だという教えとして定着したと考えられる。

備考

「洒落」はここでは主に気の利いた冗談・軽口の意味。冗談そのものを否定するのではなく、場面・相手・時機への配慮を求める表現である。

別表記

  • しゃれも時による
  • 洒落も時に依る

誤用・混同注意

  • 「冗談やしゃれは常に悪いものだ」という意味ではない。時機や場所、相手を考えずに言うことが問題だという戒めである。
  • 「洒落」を服装のおしゃれだけの意味に限定して解釈するのは不正確。このことわざでは主に冗談・気の利いた言葉を指す。

例文

  • 厳粛な追悼式の席で軽口を言うのは、洒落も時によるというものだ。
  • 会議が緊迫している最中に冗談を重ねて注意された。洒落も時によるのである。
  • 友人同士なら笑って済む話でも、取引先の前では洒落も時によると考えて発言を控えた。

分類

類義語

対比・対照ことわざ

このことわざに使われている漢字