汝自身を知れ
読み方
なんじ じしん を しれ意味
自分の性格・能力・限界・弱点・欲望などを正しく見つめ、思い込みや虚栄に惑わされず自己理解を深めよ、という教え。人としてどう生きるかを考えるためには、まず自分自身を知ることが出発点になるという意味。由来
古代ギリシア語の格言「γνῶθι σεαυτόν(グノーティ・セアウトン/Know thyself)」の訳。紀元前6〜5世紀ごろ、デルフォイのアポロン神殿に刻まれていたとされ、ソクラテスの思想を象徴する言葉として広まった。日本では西洋哲学の紹介を通じて明治期以降に定着した。備考
文語的で格調高い表現。日常会話より、哲学・教育・自己啓発・スピーチなどで使われることが多い。古代ギリシア由来の格言。例文
- 進路に迷ったときこそ、汝自身を知れという言葉を思い出して、自分の興味や得意なことを整理した。
- 彼は起業を急いでいたが、先生に「汝自身を知れ」と諭され、まず自分の強みと弱みを分析することにした。
- 人に評価されることばかり気にしていると、汝自身を知れという大切な視点を見失ってしまう。
- リーダーになるには他人を動かす技術だけでなく、汝自身を知れという自己認識が欠かせない。
- 哲学の授業で「汝自身を知れ」を学び、自分が本当に望んでいる生き方について考えるようになった。
類義語
- 己を知る
- 分を知る
- 身の程を知る
- 足るを知る
- 彼を知り己を知れば百戦殆うからず
対義語
- 己を知らず
- 身の程知らず
- 自惚れ
- 慢心