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水も漏らさぬ

読み方:みず も もらさぬ

意味

「水一滴さえ漏れ出る余地がない」ことから、警戒・警備・管理・包囲などが非常に厳重で、隙や手落ちがまったくないさまをいう。主に「水も漏らさぬ警戒」「水も漏らさぬ包囲網」のように用いる。

由来

特定の古典作品を出典とする語ではなく、成立した年代も明確ではない。水さえ漏らさないほど完全に閉じた状態をたとえとして、警備や管理がきわめて厳重で隙がないことを表す日本語の慣用表現として定着した。文語的な否定表現「ぬ」が残っている。

備考

単独で用いるより、「水も漏らさぬ警戒/警備/管理/包囲網」のように名詞を修飾して使うのが一般的。実際の防水性ではなく、比喩として厳重さを強調する表現である。

別表記

  • 水をも漏らさぬ
  • 水も洩らさぬ
  • 水も漏らさない

補足

  • 「水そのものが外へ漏れない」という防水上の意味だけに限定して解するのは不十分。慣用的には、警備・管理などに少しの隙もないことをいう。

例文

  • 警察は首脳会議に備え、水も漏らさぬ警備態勢を敷いた。
  • 新製品の発表前は、水も漏らさぬ情報管理が必要だ。
  • 城を囲んだ軍は、水も漏らさぬ包囲網を築いて脱出路を断った。

分類

類義語

対義語

対比・対照ことわざ

このことわざに使われている漢字