水の泡となる
読み方:みず の あわ と なる
意味
長い時間をかけた努力や苦労、計画、希望などが、失敗や不測の事態によってすべて無駄になり、何も残らなくなること。水面にできた泡がすぐ消えるように、積み重ねたものがはかなく消滅する意を表す。
由来
水面に生じる泡が短時間で消えてしまう様子を、人の努力や成果がむなしく失われることにたとえた日本語の慣用表現である。特定の作者・文献に由来することわざではなく、成立時期や初出は不詳である。
備考
主に努力・時間・資金・計画・希望などが完全に失われる場合に用いる。「となる」はやや文章語的で、会話では「水の泡になる」もよく使う。
別表記
- 水の泡になる
- 水泡となる
補足
- 単に失敗したこと一般ではなく、それまでに積み重ねた努力・時間・資金などが無駄になる場合に用いる表現である。
例文
- 長年かけて準備した企画が中止され、これまでの努力が水の泡となった。
- 停電で保存していなかったデータが消え、数時間の作業が水の泡になった。
- ここで油断すれば、これまで積み重ねてきた交渉が水の泡となりかねない。
分類
類義語
- 徒労に終わる
- 無に帰す
- 烏有に帰す
- 台無しになる
対義語
- 実を結ぶ
- 報われる
- 功を奏する