気病めば身病む
読み方
き やめば み やむ意味
心配事や不安を抱えて気持ちが弱ると、やがて体まで具合が悪くなるということ。精神的な悩みやストレスが身体の健康に影響することを戒め、くよくよしすぎないよう促すことわざ。由来
成立年代は不詳。心身を一体としてとらえる日本の古い養生観・民間知に基づくことわざで、近世(江戸時代ごろ)には「気病みは身病み」など同趣旨の言い方が広まっていたと考えられる。「気」は心の状態、「身」は身体を指す。備考
「気病みは身病み」とも言う。医学的断定ではなく、心配やストレスが体調に響くことを日常的に戒める表現。例文
- 仕事の失敗を一人で抱え込んでいたら本当に熱が出た。まさに気病めば身病むだ。
- 受験の結果を心配しすぎると体調を崩すよ。気病めば身病むというから、今日は早く寝なさい。
- 彼女は人間関係の悩みで食欲までなくしてしまった。気病めば身病むとはこのことだ。
- まだ起きてもいないことを心配してばかりでは、気病めば身病むになってしまう。
- 祖母は、悩みすぎる私に『気病めば身病むだから、少し散歩でもしておいで』と言った。
類義語
- 病は気から
- 気病みは身病み
- 心配は身の毒
- 心労は身を削る