氏神七代、祟り八代
読み方:うじがみ しちだい、たたり はちだい
意味
氏神を敬い祭ることによる加護・恩恵は子孫七代に及ぶ一方、氏神を粗末にして怒りを招いた祟りは八代にまで及ぶ、という意味。神への信仰や祭祀を怠ってはならないこと、悪い行いの影響は長く子孫にも及ぶことをいう。
由来
日本の氏神信仰・民間信仰に基づくことわざ。氏神は、地域や同じ祖先をもつ集団を守る神と考えられ、これを敬う者には加護が、ないがしろにする者には祟りがあると信じられた。成立した正確な年代や、特定の文献上の初出は不明である。
備考
氏神は本来、地域の守護神や同族の祖先神を指す。現代では祟りを文字どおり信じる表現というより、伝統的な信仰観や、行為の影響の長さを表す語として理解される。
別表記
- 氏神七代祟り八代
- 氏神七代、たたり八代
誤用・混同注意
- 「七代」「八代」を厳密な世代数を示す数字として בלבדに解するのは適切でない。加護や祟りの影響が非常に長く続くという民間信仰上の強調表現である。
- 氏神を単に「自分の家だけの神」と限定するのは不正確である。地域の守護神や同族の祖先神を指す場合がある。
例文
- 村の鎮守の祭礼を大切にするのは、昔から「氏神七代、祟り八代」といわれてきたからだ。
- 祖父は氏神の社を粗末にしてはいけないと、「氏神七代、祟り八代」を引いて子どもたちに話した。
- この言い伝えは、氏神七代、祟り八代というように、神への畏敬を子孫にも伝えようとする考え方を表している。
分類
類義語
- 親の因果が子に報う
- 神罰覿面