欠伸一つに三里の風
読み方:あくび ひとつに さんりの かぜ
意味
あくびを一つすると、その息の風が三里(約12キロメートル)先まで届くほどだ、という大げさな表現。口を非常に大きく開けてする大あくびの様子をいう。転じて、人前で遠慮なくあくびをする無作法さをからかうニュアンスで用いられることがある。
由来
大きなあくびを誇張して表した日本のことわざとされる。「三里」は距離の大きさを示すための誇張で、実際に風が届くという意味ではない。江戸時代に広まったいろはかるた・ことわざ集などに見られる表現とされるが、正確な成立年や最初の出典は不明である。
備考
現在では日常的に頻繁に使う表現ではなく、古風でユーモラスな言い回しである。「三里」は昔の距離単位で、約12キロメートルに当たる。相手を直接からかう場合は失礼になり得る。
例文
- 会議中に彼が大きなあくびをしたので、「欠伸一つに三里の風だな」と皆に笑われた。
- 授業中に欠伸一つに三里の風というほど口を開けていて、先生に注意された。
- 眠気が限界らしく、彼女は欠伸一つに三里の風といった大あくびをした。
分類
類義語
- 大欠伸をする
- 口を大きく開ける
対義語
- 口を慎む
- 行儀よくする