横槍を入れる
読み方:よこやり を いれる
意味
当事者ではない者が、進みかけている話・計画・交渉などに横から口出しや介入をして、妨げたり混乱させたりすること。多くの場合、不必要で迷惑な介入を非難する意味で用いる。
由来
「横槍」とは、正面ではなく横から突き入れる槍をいう。争っている者や行動中の者に第三者が横から槍を入れて妨害する情景から、他人の事柄に横から介入して進行を妨げる意味の慣用句になったとされる。正確な成立時期・初出文献は不明である。
備考
日常では「横やり」とひらがなでも書く。多くは、当事者でない人の不必要・不当な介入を非難する語であり、正式な仲裁や建設的な助言には通常用いない。
別表記
- 横やりを入れる
- 横鎗を入れる
補足
- 「横槍を挟む」「横槍を差す」は一般的な慣用形ではない。通常は「横槍を入れる」という。
- 単なる助言や正当な仲裁一般を指す語ではない。通常、部外者による妨害的・迷惑な介入という否定的な含みがある。
例文
- 部外者が会議に横槍を入れたため、合意寸前だった計画が振り出しに戻った。
- 二人で決めたことなのだから、今さら横槍を入れないでほしい。
- 交渉が順調に進んでいたところへ上司が横槍を入れ、話が複雑になった。
分類
類義語
- 口を挟む
- 差し出口をする
- 干渉する
- 茶々を入れる
- 邪魔をする
対義語
- 見守る
- 静観する
- 口出しを控える
- 協力する