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松のことは松に習え、竹のことは竹に習え

読み方:まつの ことは まつに ならえ、たけの ことは たけに ならえ

意味

松について知ろうとするなら松そのものから、竹について知ろうとするなら竹そのものから学べ、という意味。物事を理解したり表現したりするには、先入観や他人の説明だけに頼らず、対象を深く観察し、その本質に直接触れることが大切だという教え。

由来

江戸時代前期の俳人・松尾芭蕉(1644~1694)の言葉とされる。弟子の向井去来が芭蕉の俳論をまとめた『去来抄(きょらいしょう)』に記されており、同書は元禄15年(1702年)ごろに成立したとされる。芭蕉は、俳句を作る際には題材をよく見て、その対象の本質から感動を得るべきだと説いた。

備考

本来は芭蕉の俳論に由来する言葉で、芸術・研究・仕事など幅広く使われる。命令形の「習え」はやや古風で、対象を直接観察し本質を学ぶ姿勢を強調する。

例文

  • 庭の松を描く前に何度も観察した。松のことは松に習え、という姿勢を大切にしている。
  • 地域の課題を論じるなら、まず現地の人々の声を聞くべきだ。松のことは松に習えという。
  • この料理の味を再現したいなら、資料だけでなく実際に店で食べてみよう。松のことは松に習えだ。

分類

類義語

対義語

このことわざに使われている漢字