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朝凪は雨、夕凪は晴れ

読み方:あさなぎ は あめ、ゆうなぎ は はれ

意味

朝に風がやんで海や水面が穏やかな「朝凪」になると、その後は雨になりやすく、夕方に凪になる「夕凪」なら翌日は晴れになりやすい、という天候に関する経験則。特に海辺や漁業に関わる人々の間で伝えられた観天望気の一つである。

由来

日本の海辺、とくに漁業に従事する人々の間で伝承された観天望気(空や風などから天候を予測する経験則)とされる。成立した正確な年代・初出文献は不明である。朝夕の風の弱まり方と、低気圧・高気圧や雲の変化との関係を経験的に言い表したものと考えられる。

備考

地域・季節・地形によって当たり方は異なり、現代の気象予報の代わりになるものではない。「凪」は風がやみ、海面などが穏やかな状態をいう。

誤用・混同注意

  • 必ず朝凪の後に雨、夕凪の後に晴れになるという科学的に確定した法則だと受け取るのは誤り。地域的な経験則・天気の目安である。

例文

  • 沖へ出る前に海が朝凪だったので、祖父は「朝凪は雨、夕凪は晴れと言うから、雨具を忘れるな」と注意した。
  • 夕方になって風がぴたりとやみ、父は「夕凪は晴れというし、明日の運動会は大丈夫そうだ」と言った。
  • 『朝凪は雨、夕凪は晴れ』は、昔の漁師が風や海の様子から天気を読んだ知恵の一例である。

分類

類義語

対比・対照ことわざ

このことわざに使われている漢字