有る時の桜、無い時の牡丹
読み方
ある とき の さくら、ない とき の ぼたん
意味
桜がある時期には桜を楽しみ、桜がない時期には牡丹を楽しむということ。最も望むものが手に入らない場合でも、その時にあるものや次善のもので満足し、間に合わせるたとえ。
由来
初出典や正確な成立年代は明確ではない日本のことわざ。春を代表する観賞花である桜と、桜の後に見頃を迎える牡丹を対比し、季節に応じて身近にある花を楽しむ心を表したものとされる。
分類・由来
備考
牡丹が桜より劣るという意味ではなく、桜のない時期に咲く代表的な花として挙げられている。人を「代用品」のように扱う文脈では、失礼に響く場合がある。
例文
- 第一希望の会場は予約できなかったが、近くの会場で開くことにした。有る時の桜、無い時の牡丹というものだ。
- 旬の食材が手に入らない日でも、冷蔵庫にある野菜で料理を楽しむ。有る時の桜、無い時の牡丹の心構えである。
- 本命の講師は都合がつかなかったため、別の専門家に依頼した。今回は有る時の桜、無い時の牡丹で進めよう。
類義語
- 無い時の桜
- 無い時の花
- あるもので間に合わせる
- 代用品で間に合わせる
対義語
- 無い物ねだり
- 高望み