春雨は百穀を潤す
読み方:しゅんう は ひゃっこく を うるおす
意味
春に降る適度な雨は、田畑の穀物を潤して生育を助けるという意味。転じて、ちょうどよい時期にもたらされる恵みや支援が、多くの物事の成長・発展を促すことをいう。「百穀」は百種類の穀物に限らず、多くの穀類・作物を表す。
由来
正確な出典や成立時期は未詳である。春の雨が播種後の作物の生育に役立つという農耕社会の経験則を、漢語調で表したことわざとして日本語に定着したと考えられる。特定の古典文学を典拠とすることは確認されていない。
備考
農業に関する季節のことわざ。比喩的には、時機にかなった穏やかな助けが成長を促す意にも使う。「春雨」はこの句では通常「しゅんう」と読む。
別表記
- 春雨は百穀をうるおす
- 春雨は百穀を生ず
例文
- 今年は適度な春雨が続き、まさに「春雨は百穀を潤す」という好条件になった。
- 農家は乾いた畑にやわらかな雨が降るのを見て、「春雨は百穀を潤す」と喜んだ。
- 新入社員への早い段階での支援は、組織全体にとって春雨は百穀を潤すような効果をもたらす。
類義語
- 春雨は百穀を生ず
- 春雨は油のように貴い
対義語
- 秋雨は百穀を害す
対比・対照ことわざ
- 秋雨は百穀を害す