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日光は七難隠す

読み方:にっこう は しちなん かくす

意味

日光の下では光の加減によって顔の細かな陰影や肌の欠点が目立ちにくくなり、実際より美しく見えるということ。転じて、よい照明や条件が外見上の欠点を目立たなくすることをいう。ここでの「七難」は文字どおり七つではなく、多くの欠点のたとえである。

由来

日差しを受けた顔は細かな凹凸やくすみなどが目立ちにくく、美しく見えるという、古くからの生活上の観察に基づく日本のことわざとされる。「色の白いは七難隠す」と同系の表現である。成立した時代や最初の用例を特定できる確かな文献資料は不明である。

備考

主に女性の容貌について用いられてきた表現だが、現在は性別を限定せず、光の効果で外見の欠点が目立たない意でも使う。「日光」は栃木県の日光ではなく、太陽の光を指す。

別表記

  • 日光は七難を隠す

誤用・混同注意

  • 「日光」を栃木県の日光の地名だと解釈するのは誤りで、太陽の光を意味する。
  • 「七難」を実際に七つの災難・不幸を防ぐという意味に取るのは誤りで、多くの外見上の欠点をたとえた表現である。

例文

  • 窓際で写真を撮ったら肌がなめらかに見えた。日光は七難隠すというのももっともだ。
  • 屋外の柔らかな日差しの下では、日光は七難隠すというように、顔色が明るく見える。
  • 店内では気になった小さな肌の粗も、日光は七難隠すのか、外へ出るとあまり目立たなかった。

分類

類義語

対比・対照ことわざ

このことわざに使われている漢字