愛敬も小出しにせよ
読み方:あいきょう も こだし に せよ
意味
人に好かれようとして愛想や親しみを過度に見せると、かえって軽く見られたり、その価値が薄れたりする。愛敬は相手や場面を選び、ほどよく示すのがよいという教え。
由来
成立時期や最初の出典は明確ではない。愛想のよさを表す「愛敬」と、物を少量ずつ出す「小出し」を組み合わせ、愛敬もむやみに振りまくものではないという世渡りの心得として生まれた表現と考えられる。
備考
「愛敬」は現代では一般に「愛嬌」と書くことが多い語。「小出しにせよ」は、愛想を見せるなという意味ではなく、節度を保って示せという意味である。
例文
- 初対面の人に親しみやすく接するのは大切だが、愛敬も小出しにせよというから、必要以上にへつらわないようにしている。
- 営業では笑顔が武器になる一方で、愛敬も小出しにせよという言葉どおり、相手との距離感を見極めることが重要だ。
- いつも愛想よくしていると軽く扱われかねない。愛敬も小出しにせよ、とはよく言ったものだ。
分類
類義語
- 愛想を振りまきすぎない