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急ぐに道なし

読み方

いそぐに みち なし

意味

早く済ませようと焦ると、手順を省いたり判断を誤ったりして、かえって目的の達成が遅れるという戒め。近道や場当たり的な方法を探すより、落ち着いて安全・確実な手順を踏むほうが、結局は早いという意味。

由来

古くから伝わる日本のことわざとされるが、作者・初出資料・成立年を特定できる確かな記録は不明である。急いで近道を求めると失敗し、結果的に時間がかかるという生活上の経験則から生まれ、「急がば回れ」と同趣旨の表現として定着した。

分類・由来

備考

日常会話では「急がば回れ」や「急いては事を仕損じる」のほうが一般的。やや古風な言い回しで、注意や戒めとして用いる。厳密な対義語はない。

例文

  • 納期が迫っていても、確認を省けば手戻りになる。急ぐに道なしだ。
  • 新人には、「急ぐに道なし。まず基本の手順を覚えなさい」と伝えた。
  • 近道だと思って危険な山道へ入るより、急ぐに道なしと考えて整備された道を選んだ。

類義語

このことわざに使われている漢字