怖いもの見たさ
読み方:こわいもの みたさ
意味
恐ろしい、危険そう、不気味だと思いながらも、それを実際に見たり体験したりしたいと思う気持ち。恐怖心と好奇心が入り混じった心理をいう。怪談、事故現場、危険な場所などに、怖さを感じつつ興味本位で近づこうとする場合に用いる。
由来
特定の古典や故事を出典とすることわざではなく、日本語の「〜もの見たさ(〜を見たい気持ち)」という言い回しから生まれた慣用表現である。成立した正確な年代や最初の用例は明確ではないが、近代以降の口語・文章語として広く定着したと考えられる。
備考
単なる「好奇心」よりも、対象への恐怖・危険性の認識を含む表現である。危険な場所や他人の不幸を興味本位で見に行く場面では、批判的な響きを伴うことがある。
別表記
- 怖い物見たさ
- 恐いもの見たさ
- 恐い物見たさ
誤用・混同注意
- 単に「見たら怖かった」という意味ではない。怖いと感じながらも見たいという好奇心を表す。
- 危険な行為そのものを積極的に勧める表現ではない。文脈によっては、無謀さや不謹慎さを含意する。
例文
- 怖いもの見たさで、評判の心霊スポットの動画を最後まで見てしまった。
- 事故現場には近づかないほうがいい。怖いもの見たさで見物するのは不謹慎だ。
- お化け屋敷は苦手なのに、怖いもの見たさで友人について行った。
分類
類義語
- 好奇心
- 物好き
- 野次馬根性
- 見たがり