当るも八卦当らぬも八卦
読み方:あたる も はっけ あたらぬ も はっけ
意味
占いは当たることもあれば当たらないこともある、という意味。占いの結果を絶対視したり、それだけに頼って物事を判断したりしてはいけないという、占いに対する半ば冷ややかでユーモラスな見方を表す。
由来
「八卦」は、中国の易で用いる八つの基本図形(乾・坤・震・巽・坎・離・艮・兌)と、それによる占いを指す語である。このことわざ自体は、江戸時代に成立・流布した上方いろはかるたの「あ」の札として知られる。正確な成立年や最初の出典は不明である。
備考
上方いろはかるたの「あ」に当たる句。現代では、占い・予測・うわさなどの確実でない情報を鵜呑みにしないという意味でも使われる。「八卦」は「はっけ」と読む。
別表記
- 当たるも八卦当たらぬも八卦
- 当たるも八卦、当たらぬも八卦
誤用・混同注意
- 「八卦」を「はちけ」と読むのは誤りで、読みは「はっけ」である。
- 『占いは必ず当たる』という意味ではない。占いには当たり外れがあり、結果を過信するなという趣旨である。
例文
- 明日の試合は雨だと占いに出たそうだが、当たるも八卦当たらぬも八卦だ。天気予報も確認しておこう。
- 彼は占いで転職を止められて悩んでいるが、当たるも八卦当たらぬも八卦というし、最後は自分で決めるべきだ。
- 宝くじの当選番号を予想してもらったけれど、当たるも八卦当たらぬも八卦だから、期待しすぎないようにしている。
分類
類義語
- 易は三度に一度当たる