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家書万金に当たる

読み方:かしょ ばんきん に あたる

意味

家族や故郷から届く手紙は、万金にも匹敵するほど貴重でありがたいという意味。特に、離れて暮らしていて家族の安否を案じる状況では、短い便りであっても大きな価値を持つことをいう。

由来

中国・唐代の詩人、杜甫(712~770)の漢詩「春望」にある「烽火連三月、家書抵万金(かしょばんきんにあたる)」に基づく。安史の乱の最中、戦乱が続いて家族からの手紙が万金に値するほど貴重だ、と詠んだ句である。日本では「家書万金に当たる」として故事成語・ことわざ的に用いられる。

備考

「家書」は家族からの手紙、「万金」は非常に多額の金をいう。現代では手紙だけでなく、メールやメッセージなど家族からの便りにも比喩的に使える。やや文語的・格調高い表現。

例文

  • 単身赴任中の父にとって、子どもから届く手紙はまさに家書万金に当たるものだった。
  • 災害で連絡が取りにくい時期だけに、実家から無事を知らせる葉書が届き、家書万金に当たる思いがした。
  • 海外留学中は、家族からの何気ないメッセージさえ家書万金に当たると感じた。

分類

類義語

このことわざに使われている漢字