客は家の花
読み方:きゃく は いえ の はな
意味
来客があると家の中が明るく華やぎ、家の者にとっても喜ばしいというたとえ。客を花になぞらえ、訪問者を歓迎して丁寧にもてなすべきだという気持ちを表す。
由来
明確な初出資料や成立年は不詳。来客を家の華やかさにたとえる日本のもてなしの感覚から生まれた表現で、江戸時代に流布した上方いろはかるたの「き」の札として知られるようになったとされる。
備考
主に家庭で来客を歓迎する場面で用いる、やや古風な言い回し。長居する客まで無条件に歓迎するという意味ではなく、客が家にもたらす華やぎをいう。
別表記
- 客は家の華
例文
- 遠方から親戚が来るので、母は「客は家の花だから」と言って、朝から部屋をきれいに整えていた。
- 祖父母の家では、客は家の花という考え方で、急な訪問客にも必ずお茶と菓子を出した。
- 地域の人を招く会では、客は家の花の精神で、参加者を温かく迎えよう。
分類
類義語
- 客は門の花
- 客は家の仏
対義語
- 客と女房は早いほどよい
- 客は三日、主は三年
対比・対照ことわざ
- 客と女房は早いほどよい
- 客は三日、主は三年