宝の持ち腐れ
読み方
たから の もちぐされ意味
価値のある物や優れた才能・能力を持っていながら、それを使わないために役立てられないこと。高価な道具、資格、知識、人材などが十分に活用されず、宝である意味を失っている状態をいう。由来
正確な初出や成立年代は不明。「宝」は価値ある物、「持ち腐れ」は持っているだけで使わず、腐らせるように無駄にする意。貴重な宝でもしまい込んで活用しなければ価値がない、という生活上の比喩から生まれた表現で、近世以降に広く用いられたと考えられる。備考
物だけでなく、才能・知識・資格・人材にも使う。批判や助言として用いられることが多く、相手に直接言う場合は少し失礼に響くことがある。例文
- せっかく高性能のパソコンを買ったのに、メールしか使わないのでは宝の持ち腐れだ。
- 英語が得意なのに海外担当を断るなんて、その能力が宝の持ち腐れになっている。
- 立派な図書館があるのに学生が利用しないのは、まさに宝の持ち腐れだ。
- 資格を取っただけで実務に生かさなければ、宝の持ち腐れになってしまう。
- 彼の企画力を雑務だけに使うのは宝の持ち腐れだから、新規事業に参加してもらおう。
類義語
- 箪笥の肥やし
- 死蔵
- 猫に小判
- 豚に真珠
- 無用の長物
対義語
- 有効活用
- 適材適所
- 才を生かす
- 持てる力を発揮する