安かろう悪かろう
読み方
やすかろう わるかろう意味
値段が安いものは、その分だけ材料・作り・サービスなどの質が低く、期待どおりの性能や満足を得にくいものだ、という意味。安さだけで選ぶと品質面で不満が出ることを戒める言い方。由来
特定の出典や成立年は不明。商取引や買い物の経験則から生まれた言い回しで、「安かろう」は「安いだろう」、「悪かろう」は「悪いだろう」という古風な形容詞の推量形。近代以降、安価な大量生産品や廉価品への評価を表す言葉として広く用いられるようになったと考えられる。備考
安いものすべてを否定する表現ではない。人や店に直接言うと失礼に聞こえることがあるため、批評・反省・注意喚起として使うのが無難。例文
- あまりに安い工具を買ったら一日で壊れた。まさに安かろう悪かろうだった。
- 料金だけで業者を選ぶと、安かろう悪かろうで結局やり直しになることもある。
- このホテルは格安だが、清掃もサービスも十分で、安かろう悪かろうではなかった。
- 彼は安かろう悪かろうを心配して、少し高くても信頼できるメーカーを選んだ。
- 大量に仕入れる前に品質を確認しないと、安かろう悪かろうの商品を抱えることになる。
類義語
- 安物買いの銭失い
- 安物に良品なし
- 安い物は悪い物
- 安物は高物
対義語
- 高くても良いもの
- 安くて良いもの
- 安かろう良かろう