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地獄極楽道連れ

読み方:じごくごくらく みちづれ

意味

地獄へ行くような苦しみも、極楽へ行くような喜びも、親しい者と一緒ならば分かち合おうという意味。深い仲間意識や、最後まで行動・運命を共にする覚悟を表す。場合によっては、失敗や不幸にも相手を巻き込んで一緒に引き受ける、というやや冗談めいた意味でも使う。

由来

江戸時代に成立・普及したとされる尾張いろはかるたの「ち」の札として知られることわざである。仏教語の「地獄」「極楽」と、「同行する人」をいう「道連れ」を組み合わせ、死後の行き先さえ共にするほどの親しい関係や覚悟を表した。表現そのものの作者・正確な初出は未詳。

備考

本来は強い連帯や親愛を表す語だが、現代では「失敗に相手も巻き込む」といった冗談・皮肉を込めることもある。「地獄極楽も道連れ」ともいう。

別表記

  • 地獄極楽も道連れ
  • 地獄も極楽も道連れ

誤用・混同注意

  • 「相手を地獄へ引きずり込む」という悪意だけを表す語とするのは不十分。本来は、苦楽や運命を最後まで共にするという連帯の意味である。

例文

  • 「計画が失敗しても、最後まで一緒に責任を取るよ。地獄極楽道連れだ。」
  • 二人は苦しい時期を支え合い、「地獄極楽も道連れだ」と励まし合った。
  • 社長は社員に向かって、「成功も失敗も地獄極楽道連れ。皆で乗り越えよう」と語った。

分類

類義語

対比・対照ことわざ

このことわざに使われている漢字