器量より気立て
読み方:きりょう より きだて
意味
女性について、顔立ちや外見の美しさ(器量)よりも、性格・人柄・心配りのよさ(気立て)のほうが大切だという意味。特に結婚相手や、長く付き合う相手を選ぶ際には、見た目より内面を重視すべきだという教えとして用いる。
由来
日本で古くから用いられてきたことわざで、女性の結婚や家庭生活を意識した価値観を背景とする。「器量」はここでは主に容貌・見た目、「気立て」は生まれつきの性質や人への接し方を指す。成立した正確な年代や、最初の出典は明らかではないが、近世以降に広く定着した表現と考えられる。
備考
本来は女性を評する文脈で使われることが多い表現。現代では外見評価や性別役割を前提とする響きがあるため、相手に直接使う際は注意が必要。男女を問わず「見た目より人柄」と言い換えると中立的。
例文
- 祖母は結婚相手について、「器量より気立て」が大事だとよく言っていた。
- 第一印象は華やかではなかったが、彼女は気配りができて誠実だ。まさに器量より気立てだと思う。
- 採用でも外見だけで判断せず、人柄を見るべきだという意味で、「器量より気立て」という考え方には学ぶ点がある。
分類
類義語
- 女は器量より気立て
- 器量より心
- 女は愛敬