喧嘩するほど仲がいい
読み方
けんか する ほど なか が いい意味
よく喧嘩をするように見える二人ほど、実は互いに遠慮なく本音を言い合える親しい関係である、という意味。表面的な言い争いだけで仲の悪さを判断してはいけない、という含みもある。由来
特定の出典や成立年は不明。親しい者同士ほど遠慮がなく、意見の衝突も起こりやすいという日常的な人間関係の観察から生まれた言い回しと考えられる。近代以降の口語的なことわざ・慣用句として広く用いられている。備考
軽い口論やじゃれ合いに対して使うのが普通。深刻な暴力、いじめ、支配関係などを美化する表現として使うと不適切になる。例文
- あの兄弟は毎日のように言い合っているが、喧嘩するほど仲がいいというやつだ。
- 二人は会えば口論しているけれど、困ったときは必ず助け合う。まさに喧嘩するほど仲がいい。
- 同僚の山田さんと佐藤さんは意見がぶつかることが多いが、喧嘩するほど仲がいい関係に見える。
- 両親はよく小さなことで言い合うが、旅行にはいつも一緒に行くので、喧嘩するほど仲がいいのだと思う。
- 子どもたちがまたおもちゃの取り合いをしている。喧嘩するほど仲がいいとはいえ、けがをしないように見ておこう。
類義語
- 遠慮のない仲
- 気のおけない仲
- 言いたいことが言える仲
- 雨降って地固まる
対義語
- 犬猿の仲
- 水と油
- 反目し合う仲
- 不倶戴天の敵