合わぬ蓋あれば合う蓋あり
読み方
あわぬ ふた あれば あう ふた あり
意味
人には、ある相手とは性格や考え方が合わなくても、別の相手とはよく合うことがあるということ。合わない縁にこだわらず、自分にふさわしい相手や組み合わせはほかにある、という意味である。特に男女の縁や夫婦の相性についていう。
由来
器の身と蓋が合う・合わないという身近な事実を、人間同士、とりわけ男女や夫婦の相性になぞらえた日本のことわざである。正確な成立年や初出文献は未詳である。「割れ鍋に綴じ蓋」と同様に、どのような人にも釣り合う相手がいるという発想を表す。
分類・由来
備考
主に結婚相手・恋人などの縁や相性について用いるが、友人や仕事上の組み合わせにも使える。「合わぬ」は「合わない」の古風な否定形。相手を値踏みするような文脈にならないよう配慮する。
例文
- 何度お見合いをしても縁がなかったが、合わぬ蓋あれば合う蓋ありという。焦らず自分に合う人を探そう。
- 前の担当者とは意思疎通が難しかったが、新しい担当者とは仕事が驚くほど円滑に進む。合わぬ蓋あれば合う蓋ありだ。
- 周囲には意外な組み合わせに見えても、二人は互いの短所を補い合っている。合わぬ蓋あれば合う蓋あり、よい夫婦だ。
類義語
対義語
- 水と油
- 犬猿の仲
- 反りが合わない