受けるよりは与える方が幸いである
読み方:うける よりは あたえる ほうが さいわいである
意味
人から物・援助・親切を受け取ることよりも、自分が進んで他人に与え、助け、分け与えることのほうが、より深い喜びや幸福を得られるという意味。利己的に受け取る側に回るだけでなく、他者に尽くす心の尊さを説く言葉である。
由来
新約聖書『使徒言行録(使徒行伝)』20章35節にある、使徒パウロが伝えたイエス・キリストの言葉に由来する。成立は1世紀後半頃とされる。福音書には同じ文言が記されていないが、初期キリスト教で伝承されていたイエスの言葉として紹介され、日本語の聖書訳を通じて広く知られるようになった。
備考
キリスト教由来の格言として用いられる。金銭や物だけでなく、時間、知識、労力、思いやりを人に与える場合にも使える。「幸い」は単なる運のよさではなく、祝福・幸福の意を含む。
例文
- 地域の募金活動に参加してみると、受けるよりは与える方が幸いであるという言葉の意味を実感した。
- 困っている後輩を手助けした彼は、受けるよりは与える方が幸いであると笑顔で話した。
- 贈り物は値段の問題ではない。受けるよりは与える方が幸いであるという気持ちで選びたい。
分類
類義語
- 与うるは受くるに勝る
- 与えることは受けることにまさる
- 施す者は幸いである