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全ての道はローマに通ず

読み方:すべて の みち は ローマ に つうず

意味

目標に到達するための方法や手段はいくつもあるように見えても、結局は同じ結論・目的地に行き着くという意味。また、異なる分野の考察や議論も、突き詰めれば同じ真理に至ることがある、というたとえにも使う。

由来

古代ローマではローマを中心に道路網が整備され、多くの街道がローマへつながっていたことに基づく表現。現在の形に近い「多くの道が時代を超えて人をローマへ導く」というラテン語句は、12世紀後半ごろの神学者・詩人アラン・ド・リール(Alanus ab Insulis)の著作『Liber Parabolarum』に見られるとされる。日本語では西洋由来のことわざとして定着した。

備考

「全て」は「すべて」と書くことも多い。現代語では「通ず」より「通じる」とする言い方も自然。実際の道路事情ではなく、異なる手段が同じ目的に至るという比喩として用いる。

別表記

  • すべての道はローマに通ず
  • 全ての道はローマに通じる
  • すべての道はローマに通じる
  • 全ての道はローマへ通ず
  • すべての道はローマへ通ず

誤用・混同注意

  • 実際に世界中の道路がローマへつながっているという地理的事実を述べる表現だと受け取るのは誤り。通常は比喩として用いる。
  • 「通ず」を「とおず」と読むのは誤り。ここでは「つうず」と読む。

例文

  • 研究の手法は違っても、真理を求めるという目的は同じだ。まさに全ての道はローマに通ず、だね。
  • 営業、広報、商品改善と方法はいろいろあるが、顧客満足を高めることが最終目標だ。全ての道はローマに通ずと言える。
  • 彼は独学を選び、私は学校で学んだが、二人とも資格に合格した。全ての道はローマに通ずということだ。

分類

類義語

このことわざに使われている漢字