便りのないのは良い便り
読み方
たより の ない の は よい たより意味
連絡や知らせがないのは、特に問題や悪い出来事が起きていない証拠だと考えてよい、という意味。心配して待つ側を安心させるときに使うことが多い。由来
英語のことわざ “No news is good news.” の訳として広まった表現。英語圏では17世紀ごろから同趣旨の言い回しが見られる。日本での初出年は不詳だが、近代以降、特に明治時代以降に翻訳表現として定着したと考えられる。備考
英語由来の翻訳ことわざだが、日本語でも広く通じる。深刻な安否確認では軽く聞こえることがあるため、相手の不安が強い場面では配慮が必要。例文
- 息子から一週間連絡がないが、便りのないのは良い便りと思って待つことにした。
- 海外出張中の夫から何も連絡が来ないけれど、便りのないのは良い便りだろう。
- 合宿に行った娘が電話をしてこないので心配したが、先生に便りのないのは良い便りですよと言われて少し安心した。
- 入院中の祖父の容体について病院から連絡がないのは、便りのないのは良い便りということかもしれない。
- 応募先からまだ返事がないが、悪い知らせが来たわけではないので、便りのないのは良い便りと前向きに考えている。
類義語
- 知らせのないのは良い知らせ
- 便りがないのは無事の知らせ
- 音沙汰のないのは無事のしるし
対義語
- 悪事千里を走る
- 知らせがないのは悪い知らせ