余り茶に福あり
読み方
あまりちゃ に ふく あり意味
食事や用事のあとなどに、もう一杯余分に飲むお茶には福がある、という意味。転じて、少しのゆとりや余分な楽しみを持つことが幸運につながるという気持ちを表す。人にお茶を勧める際にも用いる。由来
「余り茶」は、予定より余分に飲む茶、または飲み残りの茶を指す語である。その一杯の茶にも福が宿るという、茶を身近なものとして大切にした民間の縁起担ぎから生まれたことわざとされる。正確な成立年代や初出の文献は明確ではない。備考
日常会話では非常に頻繁に使う表現ではないが、茶席・来客時・年配者との会話などで、お茶をもう一杯勧める際に親しみを込めて使われる。例文
- 会議が終わったあと、部長が「もう一杯どうぞ。余り茶に福ありですよ」と皆にお茶を勧めた。
- 急いで帰る予定だったが、祖母に引き留められてお茶を飲んだ。余り茶に福ありというし、少し休んでいこう。
- 旅先の茶店で出された一杯を味わいながら、彼は「余り茶に福ありだね」と笑った。
類義語
- 朝茶はその日の難逃れ
- 茶柱が立つと縁起がよい