会わぬが花
読み方
あわぬ が はな
意味
実際に人や物事に会ったり見たりすると、抱いていた期待や憧れが失われ、がっかりすることがある。そのため、想像の中で理想的に思っているうちは、あえて会わないほうがよい、という意味。特に恋愛や憧れの人物についていう。
由来
古くからある「見ぬが花(実際に見ないほうが想像がふくらみ、よい)」という言い回しを、人と会う場面に即して言い換えた表現と考えられる。「会わぬが花」自体の確かな初出資料や成立年代は明確ではなく、不詳である。
分類・由来
備考
「会わぬ」は「逢わぬ」とも書く。恋愛や憧れの対象など、実際に会えば理想が壊れるかもしれない場面で使う。相手を拒むように聞こえる場合もあるため、対人場面では用法に配慮する。
例文
- 文通相手に会うか迷ったが、期待が大きすぎるので、会わぬが花かもしれないと思った。
- 憧れの俳優の私生活まで知りたいとは思わない。私にとっては会わぬが花だ。
- 昔好きだった人の近況を聞いても、あえて会わないでおこう。思い出は会わぬが花ということもある。
類義語
対義語
- 百聞は一見にしかず