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仏法は相撲に負ける

読み方:ぶっぽう は すもう に まける

意味

人々は、ありがたい仏の教えや説法よりも、相撲のような目先の娯楽・面白い見世物に引きつけられやすい、というたとえ。精神的に価値のある教えでも、楽しさや興味をひくものには人気の点で及ばないことをいう。

由来

正確な初出や成立年は明らかではない。寺院で説法・法会が行われても、それより境内などで催される相撲のほうに人が集まるという当時の風俗を背景に生まれた表現とされる。江戸時代に成立・流布した上方いろはかるたの「ほ」の札としても知られる。

備考

説法と相撲の優劣そのものを論じる語ではなく、まじめで有益な教えより娯楽が人を集めやすいという人情を表す。やや皮肉を含む表現。

別表記

  • 仏法も相撲に負ける
  • 仏法は角力に負ける

誤用・混同注意

  • 相撲という競技が仏法を打ち負かす、という文字どおりの勝負の意味ではない。人々が教えより娯楽に集まりやすいことのたとえである。

例文

  • 新しい研修会は内容が立派でも参加者が少なく、楽しいイベントのほうに人が集まる。まさに仏法は相撲に負けるだ。
  • 健康講座よりも屋台の催しが大盛況だった。仏法は相撲に負けるというが、人を集める難しさを感じる。
  • 先生のためになる話より休み時間のゲームの話題が人気なのは、仏法は相撲に負けるということだろう。

分類

類義語

対比・対照ことわざ

このことわざに使われている漢字