世間に目あり
読み方:せけん に め あり
意味
世の中には多くの人の目があり、どれほど隠したつもりの事柄でも、悪事や不正、うわさなどは人に見られたり知られたりしやすいという意味。人目を軽く考えず、行いを慎むべきだという戒めとして使う。
由来
「世間に目あり、障子に目あり」ともいう日本のことわざに基づく表現である。世間には見ている人があり、家の中の障子にも穴やすき間があれば外からのぞかれる、というたとえから生まれた。成立した正確な時期・初出は不明だが、近世以降に広く用いられてきたと考えられる。
備考
「世間に目あり、障子に目あり」の前半だけとして使われることがある。監視社会という意味よりも、悪事や秘密は人に知られやすいという戒めの意味合いが強い。
例文
- 不正を隠し通せると思ってはいけない。世間に目ありだ。
- 誰も見ていないからといって手を抜くのはよくない。世間に目ありという意識を持とう。
- 秘密のつもりで話したことがすぐ広まった。まさに世間に目ありだね。
分類
類義語
- 壁に耳あり障子に目あり
- 世間の目はごまかせない
- お天道様は見ている